装飾ガラスデザイン研究所

プロジェクト

ゆうはり

研究テーマ

融け合うガラスで、本の為の最適な形を見つける

書物に寄り添い、読書時間に彩りときらめきを与えるような、ガラスの文鎮を考えるプロジェクト。 「ゆうはり- 融玻璃-」と名付けたこの文鎮は、読書という知的な行為をより豊かにするための、静謐な機能美を備えています。

本のページをしなやかに押さえる美しいカーブを持ち、文字がふわりと浮かぶような透過性の高い質感を実現しました。
また、手に取った瞬間に心地よさが伝わる優しい手触りも特長です。

デザインプロセスと技術

この独特のフォルムと輝きは、ガラスを高温で融かし合わせるキルンフュージングの技法によって形作られています。
最適な融け具合と最高の輝きを追求し、光を美しく透過させる色彩を厳選。
研究の成果として、5 種類のカラーバリエーションが完成しました。

素材への探究

私たちは、素材への敬意もデザインの一部と捉え、
パッケージのワンポイントにステンドグラス制作の廃材をアップサイクルした、小さなガラスチップを添えました。
ガラスの小さな個性が、あなたの日常に静かなときめきをお届けします。

ON THE LAKE

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